「ヤミダミ世界」3話 あとがき

webで更新しているヤミダミ世界の3話が完結しました。
実は3話までで一区切りにしようと思っていたので、
ここまで描けてよかったです。

読んでくださった方ありがとうございます。
やっとキャラが動き出しました!

以下は私の個人的な裏話や独り言です。
お暇な方はお付き合いください。

※Twitterで言ったことをもう一度話したりしてますが、ブログとしてまとめておきたいのでご了承ください。

3話前編


この回更新している時にキャラ投票を開始できてよかったです。
メインキャラそれぞれの回がようやく出来ました。(森山→きらり→ラビ→ヨル)

1番描きたかったのは、ヨルが切符を切り刻んでしまうシーンでした。
明確に「夢」そのものを否定したのは、おそらく彼が初めてです。
(1話での森山でさえも、夢を解決しようとはしているけど、別に見ることそのものは否定はしていません。)

あと、きらりと花とマロンが3人初めて顔を合わています。
この話だけで意図せず色んな関係の始まりになっていて、
漫画は計算だけでは描けないなと思いました。

余談


今回中学生組の中で唯一森山だけ出てないです。
ただ、花がマロンに傘を渡す時「押し付けがましいでしょうか。」と言っているのは、
森山から指摘されたからだったり。
完全な裏話です。

3話後編


白い魔女がようやく出せました。
0話以降、マロンの回想以外では一切出てこなかったので、ここで大々的に登場です。
日頃美人なお姉さんを描くことないので、
難しかったですが、
2人だけの空間は画面が綺麗で描いていて楽しかったです。

渡した切符大量すぎない!?となるかもですが、
これは後々訳が分かるかもしれません。
別に茶目っ気があって
あんなことをしたわけではないのです。

あと、トシとラビが白い魔女に対して全然反応が違う、というのも今回描きたかったことの一つでした。
今後回収できるかわかりませんが。
ラビはニコニコしてる時より、
ああいう複雑な嫌な表情をしてる時の方が描くのが好きです。
感情のレイヤーが多いので。

余談


一応白い魔女は「ホワイト」という呼び名があります。
作中で出すかは決めてないです。
愛着を持つためにも出したほうがいいのかな。

3話は今まで出てきたキャラが
ほぼ全員いる回になりました。
描いてから気づきました。
(森山だけ出てないですが、2話までだいぶ出しゃばっていたからいいのです。)
よい区切りにできたのではないかと思います。

4話以降からキャラが増えたりしますので、
更新したらよろしくお願いします。

12話構成の予定なのですが、果たして終わるのかどうか…。
ここまでをあと3〜4回か。
あと、ナンバリング0からにしたのちょっとミスしたなー。と思います。
分かりにくいですよね。
(前編が現実で後編が夢という構成になるのが1話からだったので、0話はプロローグとしてるんです。)

今回の話から前編後編だけでもわかりやすくするよう、
サイトの話数表記を変えました。
扉絵が分数表記のままなのでこんがらがるかと思ったのですが、
ネット上だと、アクセスのしやすさの方が前に出るかと思って、変えてます。

正直な話、ネタバレになるので
語りたくても語れないところも多くもどかしいです。
早く描いてネタばらししたいです。

あーなのかこーなのかと考察してくださるの
毎度ものすごく嬉しいです。
「正解の答え」ではなく「応え」を
本編漫画を描くことでお返ししたいと思っています。
作品を見て考えたことに答えなんて一つではないと思うので、好きに楽しんで読んで頂ければ、
それだけで嬉しい限りです。

よければ、この回が面白かった、このキャラが好き、など感想頂けるととても励みになります。

長々と失礼しました。
また、ヤミダミ、はたまた別の作品でお会いしましょう。